Wells Fargo、初のチーフ・サステナビリティ・オフィサーにRobyn Luhning 氏を任命

Wells Fargo は4月5日、新たに創設されたチーフ・サステナビリティ・オフィサーにRobyn Luhning 氏を任命したことを発表しました。

Luhning 氏は、Wells Fargo に2011年に環境・社会リスク管理(ESRM)の責任者として入社し、同行初のESRM方針を実施。2018年から広報担当最高執行責任者、直近ではWells Fargo 財団暫定理事長兼社会的影響・サステナビリティ責任者を務め、今回新たな役職に就任します。Wells Fargo入社以前は、企業責任に関する業務を担当し、Colgate-PalmoliveやVivendiなどの企業でサステナビリティ関連の職務を歴任してきました。

新しい役職では、Wells Fargo の企業気候イニシアチブ、Wells Fargo Institute for Sustainable Financeの監督、および同社のESGの透明性と開示に関するイニシアチブを統括する責任を負います。昨年、Wells Fargo は、2050年までに事業と金融活動全体で温室効果ガス排出量ゼロを達成することを約束し、2030年までに持続可能なビジネスやプロジェクトに5000億ドルの融資を行うためのInstitute for Sustainable Financeを設立するなど、一連のESGおよび持続可能金融に関する取り組みを発表しています。

Wells Fargo広報担当副会長であるBill Daley氏は、次のように述べています。

「サステナビリティと気候変動への対応は、Wells Fargoのビジネス上の必須課題であり、献身的で高度なフォーカスが必要です。Luhning 氏は、企業責任、ステークホルダー・エンゲージメント、環境・社会リスクマネジメントの分野で優れた経歴を持っており、この新しいポジションに最適の人物です。」

ニュースレター登録:最新のESG情報をいち早くお届け!