BlackstoneのESG ソフトウェア企業 Sphera、David Batchelor氏 を会長に任命

ESG パフォーマンスとリスク管理のソフトウェア、データ、コンサルティングサービスを提供する Sphera は6月7日、保険および資本市場のベテランである David Batchelor氏を取締役会会長に任命したことを発表しました。

Spheraは、世界中の企業に対して、環境、健康、安全、持続可能性、運用リスク管理、製品管理の分野におけるESGリスクの把握、管理、軽減を支援するサービスを提供しています。また、最近、世界的な専門サービス企業であるPwCとの提携を発表し、PwCのクライアントがSpheraのESGソフトウェア・ソリューションを利用できるようになりました。

Batchelor氏は次のように述べています。

「Spheraは、革新的なESGソリューションを市場に提供し続けており、企業がネットゼロへの道を歩むのを支援するために役員会を率いるのはとても光栄なことです。また、投資家、株主、規制当局が、ESGと持続可能性報告に対して、より厳しい目を向けている重要な時期でもあります。Spheraのお客さまがサステナビリティの目標を達成し、それを上回ることができるような取り組みを指導し、同時に私たち自身がグローバルなゴールドスタンダードを設定し、維持できるよう努めたいと考えています。」

Batchelor氏のリスク、保険、資本市場に特化したキャリアは40年に及び、グローバルリスクアドバイザリー企業であるMarshでは2015年から2019年まで副会長を務め、気候変動に伴う新たなサステナビリティリスクに関するグループも率いています。 Batchelor氏は現在、ロンドンのLloydでTalbot Underwritingの非常勤会長も務め、プライベートエクイティやベンチャーキャピタル・ファンドのアドバイザーも務めています。

SpheraのCEO兼社長であるPaul Marushka氏は、次のように述べています。

「 Batchelor氏は、ESGの取り組みの最前線に立っており、彼を当社の取締役に迎えることができ嬉しく思います。彼のグローバルな経営者としての豊富な経験と、リスクマネジメントのあらゆる側面に対する深い理解は、地域や市場を超えて成長軌道に乗り続けるSpheraを支えてくれるでしょう。企業がリスクを軽減し、サステナビリティの目標を達成するために、情報、データに基づく意思決定を行えるようにすることは、より安全で持続可能かつ生産的な世界を作るという当社のミッションを前進させる上で、中心的な役割を果たすでしょう。」

ニュースレター登録:最新のESG情報をいち早くお届け!