Goldman Sachs、Citi、Fidelity、新興企業と共に持続可能な取引のためのイニシアチブに参画

ESGに特化した金融市場業界ネットワークであるSustainable Tradingは、5月10日、新たに11社を会員に迎えたことを発表しました。新メンバーには、Capital Group、Cboe Europe、 Citi、 Cowen、 Fidelity International、 Fidelity Management & Research Company、 Goldman Sachs Asset Management、 Goodbody、Northern Trust、 Verne Global、 Wellington Managementが含まれています。

2022年2月に設立されたSustainable Tradingは、金融業界におけるESG慣行を変革することを目的としています。今回の追加により、メンバー企業は40社以上になり、メンバーはワーキンググループに参加して、取引インフラの構築、維持、運用による環境への影響の評価、多様性、公平性、包括性の理解と重要性の向上による前向きな変化の促進、従業員の福利厚生、コミュニティとの関わり、ステークホルダー重視の企業統治など、より幅広いESG課題の検討などのテーマに取り組みます。

また、Sustainable Tradingは、ベンチマークと透明性の枠組みを監督し、ベストプラクティスの進捗状況を明確かつ効率的に伝え、ESGの継続的な改善を促進するとしています。

Sustainable Tradingの創設者兼ディレクターであるDuncan Higgins氏は、次のように述べています。

「たくさんの一流企業グループを我が社に迎えることができ、大変うれしく思っています。このような企業の参加意欲と、時間、リソース、専門知識の提供に対するコミットメントは、企業の意思決定フレームワークにおけるESG配慮の重要性が高まっていることを反映しています。こういった協力の精神は、金融業界におけるESGの変化のペースを加速させることでしょう。」

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