GM、サプライヤーに気候変動と人権に関する目標への誓約を要請

自動車大手General Motorsは、数十億ドル規模のサプライチェーンを構成するサプライヤーに対し、気候変動、人権、持続可能な調達に関する具体的な誓約を盛り込んだ、新しい「環境・社会・ガバナンスに関するパートナーシップ誓約書」への署名を要請すると発表しました。

GMによると、サプライヤーと協力して温室効果ガスの排出を削減することは、同社の二酸化炭素排出量を削減する戦略の一環であり、また同社のオール電化へのビジョンには、2040年までにカーボンニュートラルを達成する計画や、2035年までに新車の小型車からテールパイプ排出をなくすという目標が含まれます。GMはまた、自動車産業が電気自動車に移行する際の公平性への配慮を強調し、ゼロエミッションの将来像を追求する際に公平な気候変動対策を優先させることを昨年誓約しています。

GMグローバル購買・サプライチェーン担当副社長であるJeff Morrison氏は、次のように述べています。

「排出量を削減し、気候変動に対処しながら、公正な移行を促進することは、経済的にも社会的にも不可欠なことです。私たちは電気自動車による未来というビジョンに向かって加速していますが、持続可能で安全なより良い世界を推進するために、グローバル・サプライヤーを含め、すべての人を巻き込んでいくことを約束します。」

この新しいESG誓約書は、サプライヤーに対して、各業界に応じて目標期日を定め、スコープ1と2の排出量についてカーボンニュートラルを達成することを求めています。また従業員の健康と安全、社会的対話、多様性と無差別、子供と強制労働、汚職、反競争的慣行など、持続可能性評価プロバイダーEcoVadisによるスコアリングシステムにおいて、2025年までに特定のスコアに到達することを要請しています。誓約書はまた、持続可能な調達に関し、自社のサプライヤーのESG慣行を強化するため、サプライヤーに対し2025年までにEcoVadisの最低スコアに到達するよう求めています。

GMは、同社の年間直接資材購入額760億ドルの半分以上を占めるサプライヤーが、すでにこの誓約に署名していると述べています。

EcoVadisの共同経営者であるPierre-Francois Thaler氏は、次のように述べています。

「GMのESGサプライヤー誓約書は、サプライヤーと連携し、「Everybody In 」のビジョンを行動に移す最善の方法と言えるでしょう。これらの具体的で実行可能な目標は、まさにバリューチェーンをポジティブな方向に向けて加速させ、ビジネスをより持続可能な世界を実現するための原動力とするのに不可欠な取り組みと言えるでしょう。」

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