グローバル決済企業大手MastercardのCEOであるMichael Miebach氏は、全従業員の賞与計算に会社のESG目標の達成度を連動させる、と発表しました。
この新しい取り組みは、Mastercardが昨年導入した上級管理職向けの新しい報酬モデルの延長線上にあるもので、同社のESG優先分野であるカーボンニュートラル、金融包摂、男女賃金平等の達成状況に応じて、インセンティブ報酬の一部を連動させるものです。
この新モデルは、今年から従業員のボーナス給与に適用され、引き続きESG重点分野である排出量、財務的包括性、男女間賃金格差に焦点を当てます。Miebach氏によると、これらの要素は、「当社がこれらの分野で大きな影響力を持ち、当社のビジョンに密接に合致しているため 」決定されたとのことです。
また、Miebach氏はこう付け加えました。
「私たちの責任、そして成功は共有されるものなのです。今私たちは、その評価を確実なものにしています。私たち全員が目標を達成するために全力を尽くせば、達成できないことはありません。」