Global Xがグリーンビルディングセクターへのエクスポージャーを提供するETFを設定

ETFプロバイダーのGlobal Xは、14日、Global X Green Building ETF(GRNR)を発表しました。このETFは、グリーンビルディングの設計・開発に携わる企業や、建物の持続可能性を高める製品・サービスを提供する企業を含む、グリーンビルディング分野へのエクスポージャーを投資家に提供するものです。

建物は、世界的な温室効果ガス(GHG)排出の主要な原因であり、また、長期的な性質上、交換が最も困難なものの一つでもあります。世界グリーンビルディング協会(World Green Building Council)によると、建物はエネルギー関連の炭素排出量の38%、全抽出物(extracted materials)の50%を占めているという。気候変動への取り組みが活発化する中、グリーンビルディングの分野でも、気候や環境への影響に対応した建物やソリューションを生み出すために、大規模な投資が行われることが予想されます。

Global Xのリサーチ部門ディレクターであるPedro Palandrani氏は、次のように述べています。

「グリーンビルディング部門は、温室効果ガスの排出を削減し、気候変動へのレジリエンスを高めながら、急増する建築需要を満たすために設計された数兆ドル規模のビジネスチャンスです。グリーンビルディングは、持続可能なソリューションに対する需要の高まりと新たな規制により、今後も市場シェアを拡大すると予想され、私はGlobal Xがそのテーマ別の専門性を活かして、グリーンビルディングに関連するいくつかの事業活動を行う企業へのアクセスを投資家に提供しようとすることに興奮しています。」

この新しいETFは、Solactive Green Building Indexに連動する予定です。この指標に含まれる企業は、グリーンビルディング認証基準を満たす物件の設計、建設、再開発、改修を含むグリーンビルディング開発、グリーンビルディング管理、またはHVAC、エネルギー管理サービス、窓、ドアなど建物の効率を高める製品・サービスを含むグリーンビルディング技術・材料に関与していなければなりません。

Solactiveのチーフ・マーケット・オフィサーであるTimo Pfeiffer氏は、次のように述べています。

「SolactiveのESGインデックスにおける長年の革新的な強みは、クライアントに最もシームレスで適切なESGソリューションを提供するという当社の取り組みと、投資家がより環境に優しい地球に貢献する革新的な機会を提供するという顧客の献身的な取り組みに根ざしています。Global X Green Building ETFは、Global Xと当社のこのような共同作業の繭であり、持続可能な投資の次の段階へのステップを意味します。」

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