SDGインパクトジャパン、AgFunderと共同でアグリ・フードテックへのインパクトファンド設立 

株式会社SDGインパクトジャパン(SIJ)とベンチャーキャピタルAgFunder Asia Pte Ltd. (アグファンダー) は、3月中旬にアグリテックやフードテックに投資するインパクトファンド「AgFunder SIJ Impact FUnd」のファーストクローズを共同で発表している。ファイナルクローズを2022年12月に控える中、ファーストクローズでは明治ホールディングス株式会社とアサヒグループホールディングスから総額で10億円の出資を受け入れた。最終的なファンドは30〜50億円を見込んでいる。「食品および医薬品の事業を通して人々の健康に貢献していく」ことを会社の使命とする明治は、オープンイノベーションを推進し、持続可能な食糧システムの構築に期待を寄せている。

 

環境問題やパンデミックなどの感染症による危機感が増す今、環境負荷の削減と飢餓削減の両立を図るフードシステムへの課題解決が世界各国で注目を受けている。この新たに組成されたインパクトファンドは、アグファンダーとSIJが持つサステナビリティにおける高い専門性とアグファンダーの持つグローバルに幅広いネットワークを活用することができることが大きな特徴であり、強みである。

 

資金調達には、投資のリターン利益を狙うことに留まらず、新たなテクノロジーを模索する日本企業にとってバリューアップやコネクション構築の機会を提供することが期待されている。そのため、SIJはアグリテックやフードテックに関する情報提供を通じて食品、農業分野の問題解決を望んでいる。

 

本ファンドは、二酸化炭素排出やフードロスの削減、土壌や作物といったモニタリングの改善、バイオ・デジタル利用の効率化、そして持続可能なフードシステムに対して将来的な希望を持つスタートアップに投資される。

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