マーケティング・通信企業のProsekと、戦略的サステイナブル・ファイナンス・コンサルタントのBleu Dot Capitalは4月7日、投資家関連情報に焦点を当てたESGアドバイザリーサービスを新たに開始することを発表しました。Prosekは昨年、Bleu Dotの株式を取得しており、ESGの能力を強化するとともに、金融サービスの顧客向けに戦略的ESGアドバイザリーを提供することを目的としています。
Prosekのシニア副プレジデント及び投資家関連部門の責任者であるAlex Jorgensen氏によると、企業がESG戦略や情報開示に関するステークホルダーからの圧力に直面する中、この新サービスを提供することになったとのことです。ProsekとBleu Dotは、上場企業や後発企業を対象に、ESG課題の解決や投資家とのコミュニケーションについて、企業の相談に応じることができるようになります。Jorgensen氏は次のように述べています。
「ProsekとBleu Dotは、IRとESGの両分野から最高品質のコンサルティングを提供し、クライアントが ESGの方針とプログラムを、投資家の優先順位に合わせ、投資家の共感を得るESGナラティブを作成できるよう支援します。」
Prosekでは、Jorgensen氏と投資家向け広報担当シニアアソシエイトのAlex Straus氏が、このサービスを担当する予定です。Bleu Dotでは、ディレクター及びIR業務の責任者であるChris Miller氏が担当します。
Miller氏は次のようにコメントしています。
「Bleu DotとProsekは、ESGプログラムの制度化、ESG開示の改善、ESG投資家や格付け機関の期待への適合性向上を目指す企業に対して、支援を行うことができます。私たちは、大手投資家やデータプロバイダーと協働してきた経験と専門知識により、クライアントがノイズを排除し、重要で価値を生み出すESGプログラムと情報開示の開発に集中できるよう支援する視点を備えています。」