三菱UFJ、エネルギー・電力セクターへの融資に伴う排出量削減目標を設定、石炭火力への融資を終了

三菱UFJフィナンシャルグループは、4月20日、エネルギーおよび電力セクターにおける融資活動に伴う排出量を削減し、2040年までに石炭火力発電への融資を終了するという新たな目標を含む、気候変動など持続可能性に焦点を当てた一連のコミットメントを発表しました。

三菱UFJは、電力セクターにおいて、2030年までに排出強度を45%から55%削減すること、および石油・ガスセクターにおいて、15%から28%削減することを目標としています。同社よると、これらの目標は、IEAのシナリオである2℃を大きく下回る1.5℃への温暖化抑制に相合します。

この新しい目標は、三菱UFJが発行した「カーボンニュートラルへの取り組みに関する進捗報告書」に含まれており、金融ポートフォリオにおけるカーボンニュートラルとネットゼロエミッションの達成に向けた取り組みの詳細が記載されています。

同社が発表したその他の新たな目標には、2030年までにグローバル事業全体でネット・ゼロ・エミッションを達成する目標や、国内で生産する電力を100%再生可能エネルギーに移行する目標などが含まれています。

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